インバウンドバブルで経済好調だった大阪の街。
2011年ごろの大阪の街なみは貧乏臭くてドンヨリしてました。
まあ、レトロで味があったとも言えますが。
普通に千日前の一等地に1回五十円のゲームセンターや、スケベ映画を上映する
映画館が普通にあった。
けれど2012年末に発足した安倍政権化で行われたインバウンド促進政策と円安の効果で海外旅行客が急増。
爆買い中国人観光客のおかげで街中にドラッグストアができて百貨店も大賑わい。
新規にホテルが建設され、ベンチャーな若者は民泊ゲストハウスの運営に乗り出す。
街の雰囲気は一気に明るくなったのです。
当時の賑わいを消費額で見ると・・・
これまで海外からの観光客の増加に伴い、インバウンド消費額を順調に伸ばしてきた大阪府。2014年に2661億だったトータルの消費額は、2019年には1兆5275億と、5年で約5.7倍に拡大した。
金払いの良い海外旅行客最高やん?
いろいろ文句はあっても安倍政権はこと経済政策に関しては上手くやっていたのです。
ところがどっこい、インバウンドバブルもコロナ騒ぎで崩壊です。
どういうわけか、日本を含めたアジア圏ではコロナウィルスによる死亡率は
低く抑えられているので、日本国内に限って言えば経済活動も徐々に
回復してくるかもしれません。
けれど、海外旅行客が以前のように回復してくれる可能性は低いでしょう。
日本国内で感染者が減っても、海外では減るとは限らないですし、
外国人観光客を受け入れたことが原因でせっかく抑えたコロナ感染が
再び広まったら、政府や役人は旅行業者は世論の袋叩きにあってしまう。
旅行業者はともかく、リスクを嫌う政治家や役人は海外旅行客の受け入れに
慎重になるでしょう。
仮に政府が外国人観光客の受け入れ再開を始めたとしても、入国審査で
面倒な検査や手続きが増えるはずで、そんな面倒な目にあうのなら
外国人もわざわざ日本に観光に来たいとは思わないでしょう。
少なくとも2年や3年くらいでは海外旅行客が以前のように戻ってくる状況は
無いと思います。
日本のgdp500兆円。
インバウンド消費額4.8兆円。
約1パーセントが消えてなくたった。
GDP 東京104兆円 大阪39兆円
大阪のGDPが39兆円でインバウンド消費が1.5兆円だから3.5%くらい減少した感じ?