朝のテレビ番組モーニングショーに出演したノーベル賞受賞学者
本庶教授がPCR検査の重要性を説き、現在発表されている感染者数は
検査不足で少なく見積もられていて、本当は10倍の感染者がいると
発言していました。
まあ、確かに日本のPCR検査数は外国に比べて少ないのだから
確認されている感染者数が少ないというのは、その通りなのでしょうが
それにしても本当の感染者数が10倍というのはチョット無茶でしょう。
現在、発表されている日本の感染者数と死亡者数は
https://www.fnn.jp/articles/-/31804
感染者8189人 死亡者数162人です。
感染者に対する死亡者数、つまり死亡率は約2%。
ついでに全世界のデータでは
https://www.cnn.co.jp/world/35152284.html
感染者数184万人、死者数は11万人。
感染者に対する死亡者数、つまり死亡率が約6%。
つまり、日本の死亡率は世界平均に比べて3分の1に抑えられているわけです。
日本凄いやん・・・・・ということになるのですが、
これが本庶教授が言うように感染者数が10倍だとすると話が違ってきます。
発表されている感染者数8189人の10倍、89810人に対して死亡者数が162人なのだから、死亡率が0.2%になってしまう。
つまり世界平均の6%の30分の1の確率。
これは日本凄いどころか、日本狂ってるのレベルでしょう。
3分の1なら、
「日本のお医者さんは優秀だから」とか「日本人は納豆や海藻を食べるから」
みたいな話でOKですが
30分の1は、そんな日本褒めまくり愛国トークでは説明のつかないレベル。
だから、
今回の話は、本庶教授の10倍説が間違いなのか、日本人が意味不明レベルで
コロナウィルスにつよいのかどちらかということになるのですが
どうなんでしょう('_')