前回の動画で、私はネットカフェ難民は10万円貰ったら
それを初期費用にして激安賃貸アパートに入ったら良い・・
なんて発言していましたが、コメント欄で
「ネットカフェ難民は住所がないから10万円貰えへんやん?」
というコメントがありました。
言われてみればそうですね。確かにそうだわ(^^)/
日本では住所が無ければ行政サービスが受けられない。
ホームレスは最低限の文化的な生活が出来ていないのだから
切実に生活保護を必要としているのに、ホームレスになったら
住所がないから、生活保護が受けられない。
酷いやん(>_<)
まあ、そんなワケで住民票を持たないネットカフェ難民や西成のドヤ住まいの
オッサンたちは、どうなるんだろうと気にかかっていたのですが・・・
読売新聞にこんな記事が…
住民登録 相談が殺到
新型コロナの緊急経済対策として一律給付される10万円をめぐって
大阪市内の区役所に住民登録の相談が殺到している。
給付に必要な申請書は住民票に登録されている住所に郵送されるため
住所のない人や、住民票の住所と現住所が違っている人が「駆け込みで」
訪れている。
決まった住所がなく住民登録そのものがない日雇い労働者などの
相談が相次いでいる。
だそうです。
うーん、これをみると住民票がないなら下手な小細工みたいなことは
考えず素直に役所に相談したらよいみたいですね。
まあ、役所も住民票が無ければ住民の把握が出来ないわけですから
切っ掛けがどうあれ住民登録してくれること自体は歓迎なのでしょう。
でね、そもそも住民票がないとどういう不便があるのか?
まあ、生活保護が受けられないというのは一つ切実な問題ですが
それ以外にも、
選挙に行けない。
自動車免許の試験を受けられない。免許の更新ができない。
印鑑証明が作れない。
確定申告が出来ない。(確定申告ってなんだべ?)
就職、アルバイト時に住民票の写しを要求されることがある。
だから、ともかく役所関係の郵便が届く住所がないのがダメなんですね。
つまり、マトモな社会生活を送るにはやっぱり必要なわけです。住民票。
こんなツイートがありました。
給付金支給のため、住民票がない人へのサービスを欠かさない西成のホテル。 pic.twitter.com/FMgncnJFu5
— しばりやトーマス (@sivariyathomas) April 25, 2020
さすが、西成のホテルはこの手の話には食いつきが良いですね(^^)/