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人生、いざとなったら西成やで(^^) 

西成と生活保護。知っておきたい基本的な情報まとめ。

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西成あいりん地区を歩いていると頻繁に「生活保護相談のります。生活保護受給サポートします」みたいな感じの生活保護に関する看板や貼紙を多く見かけます。

世間一般の認識でも「あいりん地区の奴らは生活保護をもらって昼間から酒なんか飲んでていい気なもんだ」と思われていたりと、生活保護制度と密接な係わりがあるという印象を持たれがちな西成地区ですが、その実態はどのようなものなのでしょう?調べてみました。

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まずは基礎的な情報から

 生活保護制度では地域の生活費を考慮に入れて支給額が6段階の等級に分かれています。

生活費の高い大都市圏は支給額が高く、生活費の低い沖縄や北海道、四国のような地方では支給額が低いわけです。

最も支給額が多い等級が1級の1、最も支給額が低い等級が3級の2となります。

そして西成区が属する大阪市は1級の1の等級。支給額が一番高い等級の地域です。

1級の地域の生活保護支給額はおおよそ8万円程度。そこに家賃補助が最大4万円つくので総支給額は大体12万円程度になります。

西成区全体の人口は約11万人。その内、スラム・ドヤ街とイメージされているあいりん地区の人口は3万人程度と推定されています。

つまり、あいりん地区の住人の西成区全体に占める割合は3割強程度ということになります。

そして、西成区全体の生活保護受給者数は全人口の2割~3割程。

つまり、あいりん地区の人口の割合と大体一致するわけです。

だから、西成区全体ではなく、あいりん地区に限定して調査すればそれこそ7割、8割くらいの割合で生活保護を受けている人がいることになるかもしれません。

私の実感

で、これらの情報から私が思うことですが、まず思いつくのが家賃補助を除いた生活保護費8万円は物価が激安なあいりん地区では相当使いでのある金額だなということです。

大阪市という行政単位全体で見れば、東京に次ぐ大都市圏なわけですから物価も相応に高く生活保護等級1級のランク付けは間違っていないのでしょうが、ことあいりん地区に限っては3級の地方都市よりも物価が安いわけで8万円あれば、かなりセレブな?生活が出来ます。

人間の生活にとって必要な衣食住。

まず、衣に関してはあいりん地区に散見するブティック?を覗いてみればシャツは300円、ズボンは1000円から販売されています。

もちろん、価格相応にデザインも糞も無いダサダサな感じですが、あいりんでは人のファッションなんて誰も気にしていないので暑さ寒さがしのげればそれで十分なのです。

そして、食に関しても超リーズナブル。

あいりん地区のそこいらじゅうに店舗を見かける弁当・惣菜の店まんぷくグループはあいりん地区内の商圏を100%に迫る勢いで制圧する近くて便利なコンビ二的な存在ですが、300円も払えば満腹になるボリュームの弁当・惣菜をはじめとしてカップめんやお菓子も格安価格で販売。

そして大阪の低所得地域に展開するスーパー玉出は西成の玉出地区が発祥の地。激安スパーと言いつつ実はそれほど安く無かったりするのですが、弁当お惣菜に関して言えば間違いなく激安。うなぎのタレ飯は最高にウマイです(^^)

あと、住に関してなのですが、家賃補助の4万円があればドヤを改装して作られた福祉アパートが選り取り見取りです。

この福祉アパートは元がドヤ宿なので部屋は狭く、調理スペースもなく、風呂トイレも共用なので不便で快適ではない印象がありますが、見方を変えれば部屋が狭いので無駄な買い物をしないですみますし(貧乏人ほど物を買い込んで部屋が散らかり放題なゴミ屋敷になるのは良くあることです)風呂やトイレは共用なので自分で掃除しなくても構いませんし洗剤やトイレットペーパーを買う必要もありません。

まともな調理スペースが無くても町に出れば安価で外食できたり激安弁当が調達出来るので問題ありません。中途半端に調理器具をそろえる必要がないので節約できます。

そして、テレビ・冷蔵庫・エアコン・最低限の家具は部屋に備え付け。

電気・ガス・水道代も家賃に含まれています。

つまり、細々とした日常生活の出費が家賃補助の4万円で全て支払えるわけで残りの生活保護費8万円は食費と娯楽費に使えてしまうわけです。これはお得。ヤバイです(^^)

それほど節約を意識しなくても余裕で4~5万円くらいの娯楽費が捻出できます。

お小遣い3万円のサラリーマンを横目に昼間から酒飲んで競馬やって、夜は中国人のお姉さんが相手してくれるカラオケ居酒屋で熱唱やで(^^) 

とまあ、それは冗談ですが兎も角8万円の生活保護費があれば西成での生活は楽々なのです。

まあ、そんなわけで中々に魅力的な西成の生活保護生活ですが、ちょっと怖い事件もあります。いわゆる貧困ビジネスって奴です。

怖い業界の人たちが悪徳不動産屋と組んで、ホームレスや困窮者に生活保護を受けさせアパートに囲って生活保護費を丸ごとピンはねしてしまう囲い屋って奴です。

これ、生活保護費をピンはねされるだけなら良いですが(良くない)体が不自由な住人に対して監禁や虐待なんかが行われている事件が報道されたりしています。

そんなわけで、大抵の福祉アパートや福祉事務所は合法的な活動を行っているのでしょうが、中には怖い業界とつながりのある所もあるのでそこの所は要警戒ってことで。